保坂英二（ほさかえいじ）1953年生まれ

第51回「全国高校野球選手権大会」に1年生で日大一高(東京)のピッチャーとして甲子園のマウンドに上がる。 2年生からエースピッチャーとして第52回「全国高校野球選手権大会」に出場。

初戦、都城高(宮崎)打線から“17奪三振”の記録を作る。

3年生でも「全国高校野球選手権大会」(第53回)に出場する。

（3年連続出場は、元巨人 の桑田真澄・元ヤクルトの荒木大輔など4名のみ）プロから注目され、1971年「ドラフト会議」で「東映フライヤーズ」(現、日本ハムファイターズ)にドラフト2位で指名され、入団。 東映の他、巨人、ヤクルトなども上位にリストアップされていた。 武器はストレートと切れのあるカーブ。

指導実績：ボーイズリーグコーチ、各地 野球教室などで講師を務める。

AKB48前田敦子さん主演映画「もしドラ」で
野球実技指導を行いました。

■保坂コーチよりひと言

お子さんの成長過程にあわせて一人ひとりの長所を探し伸ばしていく。

お子さん達に野球教室やボーイズリーグのコーチ等でピッチングの指導をする時に基本の重要性は誰もが思う事ですが、私はもう一歩踏み込んで子供の体格やレベルに合わせ、一人ひとりの個性を大事にして、悪いところを直すというよりその子の良い所を伸ばしてあげる事を心掛けています。バッティングにしてもピッチングにしても下半身をしっかり使った、その子に合ったフォームをしっかり身に付ける事こそ大切だと思います。

庄司智久（しょうじともひさ）1953年生まれ

和歌山県･新宮高校から 1971年ドラフト３位で「読売ジャイアンツ」へ入団。

1976年イースタンリーグ(二軍)で盗塁王

1977年には(同リーグで) 打撃三冠王(首位打者・本塁打王・打点王)と盗塁王の計“四冠”を獲得。

1980年「ロッテオリオンズ」(現、千葉ロッテマリンズ)に移籍。

即、1番レフトの定位置で1軍レギュラーとして活躍。

1981年には「オールスターゲーム」に出場。

引退後はマスターズリーグ「モルツ球団」メンバーとして参加。

指導実績 ：日本プロ野球選手会や日本プロ野球OBクラブ主催の野球教室などで指導実績多数。

■庄司コーチよりひと言

まず、正しい動きを身につける。そして練習で繰り返す。

私が子供の頃には、今のお子さん達のように野球を教えてもらう機会は少なく、環境も整っていたと言えません。 それでも、好きな野球で「人よりうまくなりたい」とういう気持ちで精一杯取り組んだつもりでしたが、中学、高校、プロ野球～と周りのレベルが上がる中、実践で基本的な動作に間違った動きをしている事に気付かされました。 私は外野手でしたが、例えば守備の時、正面のフライを捕球する時の足の運びひとつにしても今までの動きが全く違いました。 ですから、お子さん達には正しい足の運び、正しい体の向きを教え、それを繰り返し練習することによりうまく捕球できるようになり、うまく捕球できる喜びを知ってもらいたいと思います。 野球は簡単に上手くはなれません。だからこそ、正しい動きを覚えて「練習すれば上手くなる」「諦めずに練習する」気持ちを伝えられればと思います。